皆さん、今日の中里は雪でスキー場はフレッシュパウダーを楽しむスキーヤー、スノーボーダーがいます。

気温が-1度でおよそ20~30cmのパウダーは滑走性が良くダイナミックな滑りが出来ます。
最近のスキーヤーはパウダーに憧れてファットスキーを使用する方が増えています。 高度なスキー技術を習得するにはカービングスキーが適していますが、色々な斜面や雪質を楽しむにはファットスキーが適しています。
もう一つの傾向として、ターンを連続することを重点にするスキーヤーに対して、ファットスキーを使用する人達は滑ることを重視しています。 その表れが滑って止まることが出来るとオフピステやツリーランが出来るからです。 若い人たちの憧れに直滑降から急停止があります。 勢いをつけて急停止で雪煙を上げ、雪煙の中から出てくる光景を見かけます。
このようにオフピステに憧れる人は今も昔も変わっていません。 まだ細くて長いスキーの時代(40年以上前)から欧米のスキー場でコース外を滑る人たちがいました。 この人たちは整備されたゲレンデよりオフピステを滑ることに憧れ、正確な連続ターンだけではなく滑って落ちるスキーを楽しんでいたのです。
言い換えると直滑降から停止することが出来れば色々な斜面や雪質を楽しめるのです。
停止に適しているのはファットスキーでしょう。カービングスキーは接雪面が長いのでブレーキング性能は高いのですが、カービング形状のため曲がりながら止まりやすいのです。 技術力が高いと真下に泊まることが出来ますが、その点ファットスキーは接雪面が短くカービング形状が浅いためくるっと向きを変えて停止できます。
もう一つ停止に適しているのはスキーの幅が広いためブレーキング性能が高いのです。この幅は接雪面が短いのをカバーしてくれ、さらにパウダーでは浮力を高めてくれます。 細いスキーは交互操作で深いパウダーは滑れませんでした。しかし、幅が広いファットスキーなら多少の交互操作でもスキーの浮力で滑れます。
パウダーや春の重い湿雪など抵抗の大きい雪にはカービングスキーでの滑走は難しくなることは皆さんもご承知のことでしょう。 そんな雪質でも安心して滑れ停止できるのがファットスキーです。
ぜひ、15日16日の試乗会でカービングスキーとファットスキーを試してみてください。