標高4000mの世界

皆さん、ツェルマットの続きです。

撮影はヘリコプターを使っていました。 ガイドのハリーと一緒にヘリパットまで馬車で移動、観光用の馬車に初めて乗りました。 ツェルマットの標高は1620m ヘリで一気に4634mのモンテローザーの上部に連れていかれました。

観光用の馬車でヘリパットまでハリーと一緒に!!!

ハリーの凄さは以前紹介しました。 クレパスの上にいた私を助けてくれ、想像を絶する場所に連れて行ってくれたハリーに感謝、感謝です。

ツェルマットの町にはスキーヤーと登山する人達が沢山います。 日本のスキー場はスキーヤーだけで山をハイクする人達はいませんでした。 ツェルマットやシャモニーで山とスキーを同等に楽しむ人たちを見てスキーは山を登る人たちが作ったのだ、と思ったものです。

左のフレートはマッターホルン初登頂した英国人エドワード・ウィンパーの顔が彫り込んでいます。

モンテローザーの上部、およそ4000m 初めての標高で息苦しい思い出があります。

富士山に登ったことが無いので乗鞍の3000mまでは体験がありましたが、一気に4000mにヘリで上がりそこからハイクした時は、ゼイゼイしながら登った記憶が蘇ります。 上の写真の左側をスキーでハイクする人達がいました。 ツェルマットから始まるオートルートを目指す人達です。

二人でハイクして滑る上をヘリが飛んでいます。 わずか100mくらいのハイクです。

ツェルマットの町にも思い出があります。 映画の最後に歩いているシーンがあります。 ツェルマット観光に必ず出るのが穀物倉庫です、 ねずみ返しの建物は貴重なパンを作るためのライ麦の穀物倉庫だそうです。

ねずみ返しの穀物倉庫を歩く、全ての撮影が終わってからここを歩いたので感慨深いものがありました。

撮影はオフピステで行われたのでオンピステは滑っていません。 しかし、スキーツアーで1度行っていたので3つの広大なスキー場の一部は滑っています。また、ツェルマットはマッターホルン側から国境を越えてイタリアのチェルビニアーに行けます。 ここも広大なスキー場が2つあり1度チェルビニアーの町にランチを食べに行きました。 イタリアの美味しい食べ物は何度も体験していましたが、ここで食べた「タルタルステーキ」は忘れることが出来ません。 イタリア側から見るマッターホルンは、えっと思うほど普通の山でした。

ツェルマットでの食べ物も美味しいです。一番は「ラクレット」 チーズが好きな人は堪えられませんよ!!! チーズと茹でたポテトでチーズをとろーと溶かしてポテトに絡めて食べると凄く美味しいのです。

次回は「スーパースキー」です。